ここからのプレゼンテーションは、XRIDE BRANCH がある白馬を活用したモデルケースです。
このケースは東京起点となっていますが、同様の展開は全国の観光地において再現可能です。

東京から山梨、そして長野へと連なるエリアには、富士山、八ヶ岳、南アルプス、北アルプスといった日本を代表する山岳資源が集積しています。都市から数時間圏内に、世界的にも希少なスケールの自然環境が存在するこの地理的特性を、XRIDE は「山岳リゾート回廊」として再定義しています。
XRIDE は、電動アシスト・ファットバイクを活用した宿泊拠点型モビリティシェアサービスです。従来の都市型シェアとは異なり、ホテル・旅館・ペンション・民泊といった宿泊施設にポートを設置し、滞在者に対して高付加価値な移動体験を提供します。
このモデルの特徴は、インフラ投資を抑えながら収益ポイントを宿泊施設と一体化できる点にあります。既存の宿泊インフラを活用することで初期投資を最小化しつつ、1 滞在あたりの客単価向上と滞在時間の延長を実現します。
また、電動アシスト・ファットバイクは、坂道や未舗装路への高い適応力を持ち、従来の観光動線ではカバーできなかったエリアへのアクセスを可能にします。これにより、観光体験の分散化と地域内消費の拡大を促進します。
XRIDE の展開エリアは、東京から富士山・富士五湖、八ヶ岳、野辺山、清里を経て、長野の南アルプス、蓼科、原村、安曇野、白馬へと至る、日本最大級のアウトドアリゾートラインです。本エリアは四季を通じた需要が存在し、グリーンシーズンの収益化余地が大きいことが特徴です。
XRIDE は、このエリアに点在する宿泊施設をネットワーク化し、「滞在× モビリティ」の統合モデルとして提供します。これにより、単なる移動手段ではなく、「地域を走って体験する」という新たな旅行価値を創出します。
将来的には、本モデルを他の観光地へ横展開することで、全国規模でのネットワーク形成が可能です。XRIDE は、観光資源と既存インフラを活用しながらスケーラブルに拡張できる、新しい観光モビリティプラットフォームです。
XRIDE は、山岳リゾートにおける移動の在り方を再定義し、滞在そのものをアクティビティへと転換することで、観光産業における新たな収益構造を創出します。

